ドリフターズ(漫画) 3巻 ネタバレあり あらすじ&感想

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ドリフターズ 3巻 ネタバレあり あらすじ&感想

黒王軍がオルテのカルネアデス北壁を陥落させたと思ったら、島津豊久たちドリフターズとエルフたちがオルテの城館を攻め落とすというオルテ帝国は危機的な状態に陥ります。

オルテ建国に関わったとされるサンジェルミはオルテに見切りをつけようとします。

信長は、火薬の調達と銃の製造に向けて行動し始めます。

そしてついに廃棄物たちが豊久たちに襲いかかります。

襲ってきた廃棄物は・・・ジャンヌ・ダルクとジルドレ。

戦いの行方は如何に!?

3巻の表紙は「扇の的」で有名な那須与一です。

< コミック3巻 >

与一、やっぱりカッコイイですね!

イケメンというか美少年というか、コスプレ女子が増えそうな感じですよね。

よく見たら表紙の与一は刀も持っていますが、未だ使っているところは見たことがないですね。

すっかり弓のイメージが定着していますが、刀を使ってスゴいことができる!なんていうシーンも見たいですよね!

では、ドリフターズ 3巻 ネタバレありのあらすじと感想、いってみましょう!

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== ドリフターズ 3巻 あらすじ(ネタバレあり) ==

オルミーヌの協力を得て、廃棄物・ジャンヌを倒した豊久。
一方、ジルドレは与一を圧倒しますが、駆けつけた十月機関・オクトの長でありドリフターズである安倍晴明の仲間の手により倒され絶命し、塩の塊となってしまいます。

大勢のドリフターズが集まり、安倍晴明は信長たちが銃を作り火薬を作りオルテを滅ぼし廃棄物たちと戦うということを聞かされます。

ドワーフを解放するためにオルテを攻め、またしてもオルミーヌの石壁が活躍します。

石壁を敵を閉じ込める武器として用いたり、攻城兵器として用いたりと、思考の差異により様々な変化がこの世界に生まれていきます。

そんな万物の変化を巻き起こすために存在するのがドリフターズ。

廃棄物は「破壊と殺戮が目的」かと思っていたら、黒王は化物たちが人間にとってかわり文明を作る、ということを目的としていると言うのでした。

オルテ側の人間と思われていたサンジェルミは、豊久たちのところへ行き、オルテを売りに来た、と告げるのでした。

== 感想 ==

3巻はオルミーヌの活躍が目立ったなぁ、と感じました。

オルミーヌ自身だけでは、敵の攻撃から身を守る「石の壁」としての活用しか出来ていなかったわけですが、豊久やハンニバルの入れ知恵により、次のような活用がされました。

  • 射出装置
  • 自由を奪う器
  • 攻城兵器

これから、もっと違う活用方法も編み出されていく気がします。

何か予想してみると・・・「滑走路になる」とかあとは・・・なんですかね、たいした予想が浮かばず、ですが、きっと作者が面白いものを創造してくれるでしょう。

最初のほう、23話24話25話ジャンヌvs豊久ジルドレvs与一が描かれ、ジルドレはワイルドバンチの連中が持っていたガトリング銃で木っ端微塵の蜂の巣にされ、頭と片腕だけになるのですがそれでも動くんですよね。

マジで廃棄物の生命力ってどうなっているのでしょうか。

黒王の能力が「生命の増殖」ということが後になって描かれているので、異常な生命力を宿すことができる、ということは十分に考えられます。

そんな黒王ですが、その正体がうっすらと見えてきました。

詳しくは、33話34話を読んでもらいたいのですが、とんでもない人物が黒王である可能性が出てきました。

これに対抗できるとすれば誰になるでしょうか?

聖徳太子?、卑弥呼?、聖母マリア?、このメンバーでも黒王に渡り合えるかどうか微妙な感じだったりもします。

ただ、この予想は私個人の予想ではありますが、おそらく外れてはいないと思います。

ただ、その予想も次点となる候補がまだいて、その可能性も捨てきれない、というか今後の話の持っていきかたで、そっちだよってことにも出来そうって人物がいます。

このあたり、黒王の正体とは?ってテーマで記事を書いてみようとも思っています。

そして、オルテ側の人間と思われていたサンジェルミがドリフターズに接近してきました。

そんな彼も実はドリフターズ。

で、やっぱりオルテの国父と言われた男も予想通り、「ドリフターズ」で「アドルフ・ヒトラー」でしたね。

奴もヤバかったが信長もヤバイと感じているサンジェルミ。

そりゃあ第六天魔王で天下布武を成したこともある信長が、ヤバくないわけありません(笑)

サンジェルミは売国奴、ということなので信長たちに色々とおいしい話というか政略・策略を提供してくることでしょう。

お互いの利害が一致すれば、事はスムーズに進むでしょうが果たしてどうなることやら・・・。

意外と十月機関の長・安倍晴明が横槍を入れてくるということもありそうな無さそうな・・・。

いや、無いかな。

十月機関はあくまでドリフターズの支援に留まり、彼らのやりたいようにやらせてくれる、と思いたいです(笑)

そんなやりたいようにやっているドリフターズが豊久

今回の3巻ではジャンヌを倒し、女だからと命を奪わなかったところで十月機関のせーめーやオルミーヌに叱責されるのですが、「これが俺のやり方だ」といった感じで一切、間違ったことはしていないと堂々とした様子。

ドワーフが捕らわれている鉱山を攻めた時は、投降すれば命はとらないという約束をしっかり守るなど、やはり揺るぎない一本の芯が通ったキャラクターとして描かれています。

そんな豊久を補佐しながらも、自分のやりたいようにやっているもう一人が信長

豊久のやりたい放題の行動に多少は振り回されながらも、バカだからしょうがない、戦バカだからなぁ、と見事にステキな理解者となっています(笑)

そしてドワーフの協力を得て銃作りを進め、着実に戦力増強を図る信長でした。

そんな信長を倒すためでしょうか、どうやらEASYがこの世界に明智光秀を呼び寄せた様子。

信長vs光秀、この世界での二人の戦い方、戦いの行方はかなり気になりますね。

本能寺の変が再現できるとは思えないので、光秀が不利だと思っていますが、この世界に廃棄物として来たからには、何か特殊能力を持っていると思われますしね。

どんな特殊能力でしょうね。

暗殺や闇討ちに特化した能力かな?なんて漠然と考えていますが、これもきっと良い意味で期待を裏切ってくれると思っています。

コミックも次は4巻。

表紙もついに廃棄物側の人間が出てきてドリフターズvs廃棄物の描写も増えていくのかな、と期待が膨らみます!!