ドリフターズ 4巻 ネタバレあり あらすじ&感想
前巻までのあらすじはというと・・・
黒王軍のジャンヌを退け、ジルドレを倒したドリフターズは黒王軍と戦うためにオルテを滅ぼし国を奪ることを始めます。
ドワーフを解放し、オルテに深手を負わせた豊久たちのもとに、オルテ側の人間であるドリフターズ・サンジェルミンがオルテを売る、と言ってきました。
4巻の表紙は、新選組副長・土方歳三です。
< コミック4巻 >
廃棄物側で最初に表紙を飾ったのは、ジャンヌ・ダルクでもなく、黒王でもなく、なんと、土方歳三でした!
4巻の後半は豊久vs土方、が熱い戦いになってますからね。
見事に表紙を射止めた、といったところでしょうか。
では、ドリフターズ 4巻 ネタバレありのあらすじと感想、いってみましょう!
== ドリフターズ 4巻 あらすじ(ネタバレあり) ==
売国奴・サンジェルミがやってきてオルテの帝都に乗り込み、無血クーデターでオルテを一気にドリフターズのものにしようとする作戦が実行されます。
が、そこに廃棄物・ラスプーチンの邪魔が入り黒王軍が攻めてきます。
サンジェルミの軍・テーバイ神聖隊も加わり、信長率いる鉄砲隊、与一率いる弓隊、豊久率いる突撃隊と部隊が整い、黒王軍を圧倒します。
将を務める土方歳三は、豊久と一騎打ちをし、豊久の刀を折るも兵が信長たちの策略にハマり生還者なし。
黒王から撤退命令が出て、決着は持ち越しとなりました。
黒王軍には明智光秀が加わり、ドリフターズは山口多聞がグ=ビンネンのところに、菅野直とスキピオは十月機関の札のおかげで会話ができるようになりました。
== 感想 ==
4巻一冊をまとめようと思えばこんなにも簡単にまとめられるんですね(笑)
自分でも驚きました!
4巻は一言で言うと、「オルテを無血クーデターで奪おうと思ったら黒王軍に邪魔されて豊久もオルテ帝都もボロボロになりました。」なんですよ。
クーデターって裏工作がしっかり出来ていれば、意外と簡単にできそうなことなんだな、と思いました。
もちろん、その裏工作が大変なんでしょうけどね。
誰が組織の頭になるか、裏工作に協力してくれたらどんな見返りを渡すのか、裏工作に協力してくれる保証はあるのか、あるとしたらそれは何なのか、などなど、色々なことが複雑に絡み合ってきますね。
そしてクーデターをラスプーチンに邪魔され、黒王軍が攻めてくるのですが、こういった時のために準備をしていた信長の鉄砲が文字通り火を噴きます!!
引きつけて、引きつけて、もっともっと引きつけて、ズドンっ!、ですよ!
撃ったテーバイ神聖隊の男たちも鉄砲の威力に驚き、こんなにも簡単に敵を倒せるのかとさらに驚きます。
そりゃあ現代社会でも鉄砲は驚異の殺傷力、文字通り一撃必殺とも言える道具ですからね。
日本は銃を持ってはいけない国なので、本当に安心して街を歩けます。
そして信長、与一、豊久の3人は部隊を率いて抜群のコンビネーションで敵を殲滅していきます。
黒王軍は土方を除いて全員やられてますからね、合掌・・・。
その唯一の生き残り、土方は豊久相手に一歩も負けていませんでした。
なんたって、豊久の刀を折ってしまいましたからね。
俄然断然有利になりますが、豊久の組手甲冑術の前に互角の戦いに持ち込まれます。
ダメージは豊久のほうがあったので、戦いが長引けば豊久のほうが圧倒的に不利だったと思います。
豊久本人も、「敗けたが 勝った」と個人の戦いの敗けを認め、全体での戦いの勝利を認めた発言をしてましたしね。
そしてぶっ倒れる豊久。
このあと、ミイラ人間となって与一や信長、サンジェルミたちに散々迷惑をかけることになるんですよ、豊久は。
そのあたりはギャグ漫画部分として描かれているので、もしかしたらアニメでは全面的にカットされるかもしれないなぁ、なんて勝手に思っています。
4巻の終盤は、菅野直、スキピオ以外に山口多聞というドリフターズも出てきました。
菅野は戦闘機乗り、山口は空母の艦長、ということでこの二人が揃えばかなり良い感じになると思うのですが、いつになったら合流するのでしょうか?
黒王は青銅竜というとんでもばいボスキャラ級のモンスターをかこってしまったので、もしかしたらクラーケンとか海系もスゴいのを出してくるかもしれません。
そうなった時が菅野や山口の出番なのかもしれないですね。
あ、すっかり忘れ去られつつあるスキピオですが、十月機関のおかげで菅野と話が出来るようになりましたが、ハンニバルの元には連れて帰ってもらえず・・・
可哀想ですが、コノヤロウバカヤロウ男・菅野と仲良くなってください。
アニメで見ても、めっちゃ同情しそうなシーンですが、きっと楽しく描かれることを期待しようと思います(笑)