最近は年に2話くらいのペースですねw
2023年10月末発売のヤングキングアワーズにドリフターズ、掲載されましたw
今回は伏線回収会です!
前回のあらすじはこちら ⇨ ドリフターズ(漫画) ネタバレあり 最新 第86話 感想 【義経 黒王軍を斬る!!】
ハンニバルと行動を共にする義経が救世主を演じ民草を襲う黒王軍をぶった斬ります!
そして、廃城で信長たちの帰りを待つミルズたち・・・
では、ドリフターズ 第87話 親父の一番長い日 ネタバレと感想、いってみましょう!
== 第87話 あらすじ(ネタバレあり) ==
なんとか廃城まで辿り着いた信長、与一らドリフターズ軍は、廃城を見て驚きの声をあげます。
信長「何だコレは・・・!」
「何だこれは! 何が起きた これは!!」
与一「廃城が・・・!!」
驚く二人の元にミルズたちが駆け寄ります。
「おかえりなさい 良かった! 無事だ!」
「豊久殿は?」
豊久の生死を確認するミルズの質問に言葉を発せられない信長と与一。
ミルズの表情が固まります。
信長「こっちの世に来る前の俺なら間違いなく 死によったとか 駄目だったとか あきらめいとか言うたろうが 今となっては」
「ぜんぜんわからん わからんと思いたいので わからんと思う事にした」
口元がゆるむ与一。
廃城に一体何が起きているのか、ドワーフ共がいるとしてもこんな期間でこんななりになる訳がない、と断言する信長に対して、見てもらったほうが早いと告げるミルズ。
やってください、とミルズの声に応じて仕掛けらしくものを動かすドワーフ。
すると土砂崩れのようなものが発生し、出来上がったのは土塁と空堀。
与一「畝状竪堀(タツホリ) それにこの縄張り」
信長が作った者の見立てを呟きます。
「この廃城を作った奴は間違いなくこっちの人間じゃあない」
「俺らの世の しかも俺らの国の人間だ 武(もののふ)だ」
誰が作ったか、多分わかるが私たちではわかりません、と、とんちのようなミルズの発言に?マークを浮かべる与一。
ミルズ「細工を崩すたびに現れるんです あれが」
と記念碑みたいなもの、といいながら指さす先にあるのは・・・あの石碑!
ミルズ「まるで自分が作ったと誇示するみたいに あんなものが何十本も埋まっています」
そこに書かれている人物の名前は・・・織田信秀
驚いて声も出ない信長
与一「おだ・・・のぶ・・・ のぶひで おだ・・・おだ?」
何かを察したっぽい与一(笑)
若き日の信長が、うつけた格好で登場。(今回のアイキャッチ画像です)
どうやら父の葬儀の場ですが焼香どころか、「こんな阿呆事につきおうておられるか」と叫びます。
「むくろの無い空棺を拝めるものか 大概にしやがれ!!」
どうやら父の遺体は存在しない様子。
家臣「こうでもせねば他家にしめしがつきませぬ 病の急死にせねば」
「殿が 神隠しにあったなど!」
信長「くそがよ!! 糞親父がよ!!」
イラ立つ若き日の信長・・・。
そして、すべてを悟った信長は・・・
「く~そ~お~や~じ~が~よ~」
「親子そろって何やってんだよ~~~ うううううううう」
いろいろあったんだと思う、そっとしておいてあげて、と同じく察した与一とミルズ。
「ん・・・ こっちの文字は・・・ 島津 家久・・・?」
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廃城の秘密、そして謎の石碑の伏線が回収されました。
島津家久の名前が何を意味するのか、それを知ったとき、豊久は何を思うのか、といった部分は今後の楽しみですけどね。
どうやら廃城は廃城ではない様子。
ミルズが「ここは何者かに巧妙に廃城へと偽装された一山全地大要害であります」と仕掛けを見せた後に言うのですが、その言葉どおり廃城へと偽装した天然の大要塞!
畝状竪堀(タツホリ)というらしいですが、攻めてくる敵の進路を限定し迎撃しやすくする為のもののようです。
守城戦ではかなり有効なものであることが容易に想像できますね。
興味がある人は、こちらのWikipedia 畝状竪堀 も読んでみてください。
そして、タツホリが出来上がると同時に出てきた石碑が、はるか昔に貼られていた伏線の石碑。
織田と島津の名が刻まれた石碑です。
織田信秀と島津家久でこの仕掛けを作った、だけじゃないと思うんですよね。
他にも何か策が込められていると思うのは私だけでしょうか?
黒王軍への対応が整いつつある廃城、民草を従え助攻となる軍を作ろうとしている?ハンニバルと義経。
そして黒王軍の食料供給路を断つべく行動を起こし始めた豊久&菅野のバカコンビ(笑)
弾薬の元となる硫黄を手に入れる目処が付いてきた提督。
次号もドリフターズ側のストーリーか、それとも統制が崩れつつある黒王軍側のストーリーか。
いずれにせよ、次号も楽しみですね!!
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