ドリフターズ 第26話 感想&ネタバレ
豊久の理を聞かされたせーめーこと安倍晴明。
ハンニバルやキッド、キャシディはせーめーと共に豊久や信長、与一たちと対面しました。
そして馬車から転落し森の中で迷子になっていたスキピオはというと・・・
飛行機乗りの菅野直と対面します。
では、ドリフターズ 第26話 CHANGED EDGE ネタバレと感想、いってみましょう!
== 第26話 感想&ネタバレ ==
なんという凶悪な顔の蛮族・・・という印象の菅野に出会ったスキピオは、北壁の戦いで戦闘機に乗っていた男、つまりドリフターズであることを理解します。
信長は薬莢(やっきょう)をはじめ、キッドたちの銃やガトリング銃に興味を示します。
なんとしても欲しいと堂々と口に出す信長。
だが、どうやって作られたものなのか、そもそも火薬というものが分からない、と告げるせーめーに対して信長は火薬なら作っているところだと答えます。
そこにオルミーヌが手配していた硫黄が届き、あとはドワーフ、と信長は喜びます。
その頃、与一はやばかった、あと少しで死んでた、と自身の戦いを振り返ります。
そこに義経から嘲笑の声が届き、彼もまたこちらの世界に飛ばされている事を知ります。
信長の考え、思考はこの世界を変えすぎるかも知れない、彼らは何をしでかすかわからない、と心配するせーめー。
だが、それも紫の思惑の内なのだろうか・・・、心配の尽きないせーめーでした。
== 感想 ==
菅野直と遭遇したスキピオですが、言葉は通じないということで「 偉大なるわが祖国の名くらい知っておろう 」ということで、「 ローマ! 」と告げると日独伊三国同盟を思い出した菅野は味方だと思って握手をしてきます。
知ってますか?、日独伊三国同盟。
第二次世界大戦の時に同盟を組んだのが、日本とドイツ、イタリアなのですよ。
ちなみに同盟国は増えていき、ハンガリー、ルーマニア、スロバキア、ブルガリア、クロアチア、ユーゴスラビア、デンマーク、フィンランドをはじめ、タイやスペインなども協力関係にありました。
ちなみにこの時のドイツ、最高権力者はアドルフ・ヒトラー。
世界的な視点でみると、当時の日本はヒトラーと協力関係にあったのです。
昭和初期の頃ですからね、むか~しむかしの話ではないんですよ。
実感ないとは思いますけどw
そして、鉄砲の大量生産を目指していた信長の前に今で言うピストルとガトリング銃が現れます。
こんなものを見せつけられたら、そりゃあ欲しくなりますよね、信長のように(笑)
一気に技術革新を狙って短銃の大量生産を成功させるのでしょうか?
成功すれば戦いは様変わりし、銃を持っている側は圧倒的に有利になるに違いありません。
そうなりたいための信長、次の狙いはドワーフ、ということでドワーフを助けるとかして彼らの技術を手にするのでしょうね。
で、与一ですよ、与一。
死にそうなピンチだったことを自覚しているところに義経が声だけの登場!
ぬるいし何を似合わない一騎打ちなんかしてんの、と与一を小馬鹿にします。
さらに「 あの戦で何をしたのか思い出してみろ 」と追い打ちをかけます。
元々、源義経の部下として動いていた那須与一ですが、「 わたしはもう あなたの命令は受けない! 」と断固拒否!
あの戦ってどの戦、どんな戦だったのでしょうか?、そして何があったのでしょうか?
まさか扇の的を射よ、ってことを根に持っているとは考えられませんしね(笑)
この二人も恐らくドリフターズとエンズに分かれて戦うことになると思われますが、果たしていつになることやら・・・。
で、せーめーは信長に監視が必要かもしれない、というほど信長を危険視し始めます。
どう転ぶかはおいといて、危険人物ってことは間違いないですからねw
豊久にしろ信長にしろ、自分たちの意志で考え行動するためにせーめーや紫の思惑通りに行動してくれるとは限りません。
とはいえ、それすらも紫(通路のメガネ男)の思惑通りかもしれません。
なかなか明かされないドリフターズの世界の仕組み。
それが明かされるのは、もっともっと話が進んでからなのかもしれませんね。