ドリフターズ(漫画) ネタバレあり第34話 感想

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ドリフターズ 第34話 感想&ネタバレ

生命の増殖、というとんでもない能力を持った黒王。

土方歳三、ラスプーチンといった廃棄物に加え、この世界の六大竜の一匹、青銅竜をもひれ伏させます。

そして黒王の目的は人間以外の多種族をまとめ統一宗教を作り、自分たちで食料を作れるように農業を覚えさせること。

それは化物たちが人間にとって代わり、文明を作っていくというストーリーでした。

では、ドリフターズ 第34話 どうしてそうなの? ネタバレと感想、いってみましょう!

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== 第34話 感想&ネタバレ ==

ジャンヌ・ダルクが目覚めると、部屋にはアナスタシアがいました。

ジルドレが死んだことを聞かされ、豊久だけは絶対に焼き殺すと復讐の炎を燃やすのでした。

アナスタシアとラスプーチンは、サムライを、日本人をなめられないと気を引き締めていました。

青銅竜の腫の面倒を見た黒王は、歩くと足元に何かの塊をカラカラと落とします。
気づいた兵に「黙っていよ」とだけ言い残し歩いて行く黒王。

そして義経は漂流者か廃棄物か分からない意識を失った人間を見つけます。彼の背にあるのは・・・桔梗紋。

食事を楽しむ豊久やドワーフたちですが、ドワーフが鉄砲を見せてもらい、鉄砲という武器が何であるかを信長と豊久が語ります。

ただ、鉄砲の本当の利点、殺す事と殺意と罪悪感の簡便化、だけは言わない信長でした。

== 感想 ==

前回のラストで横になっていた人物は、やっぱりジャンヌでしたね。

目が覚めるとアナスタシアが部屋にいることに気づき、「ここはどこ?、ジルドレは?」ってな感じになります。

すぐにまた戦いに行こうとしますがアナスタシアに止められます。

そういうところは、ある種、子供っぽいというか未熟というか・・・ジャンヌは19歳ですからね、未熟なのは仕方ないのかもしれません。

アナスタシアに戒められます。ドリフターズを甘く見ていたことを。

多分、アナスタシアのほうがジャンヌよりお姉さんなのでしょうね、子供の扱いが上手いです(笑)

「機を待ちなさい!」と強く言われてしぶしぶ引き下がるジャンヌでしたが、豊久にだけは激しい怒りを露わにします。

そりゃあ自分を倒した相手ですからね、次こそは、とかなりお怒りでしょうね。

ジャンヌの中では、ジルドレを倒したのも豊久かも?、と思っているかもしれませんしね。

豊久、今度戦う時も女だからと命までは取らない、という戦いができるのでしょうかね。

アナスタシアとラスプーチンがジャンヌの部屋の外で雑談をします。

ジャンヌが頭蓋骨を割られかけてたこと、黒王が治してくれたこと、ここに着く前に死んでもおかしくなかったことなど。

頭蓋骨が割られかけてたって、どんだけの頭突きするんですか、豊久は(笑)

確かに画ではとてつもない勢いと破壊力のスゴい頭突きに描かれていましたからね~。

あれで死ななかったのはジャンヌもある意味、さすがです(笑)

ラスプーチンは、女だからと手加減をする者ではないようだ、と豊久を分析しますが、アナスタシアは手加減をしただろう、と分析します。

手加減をしてあれだ、という読み、アナスタシア見事です!

アナスタシアにとって、サムライというのは寝ても覚めても互いに殺し合う事しかしない連中で、その末裔にロシアは負けたのだと尊敬と畏怖の念を口にします。

そっか、ジャンヌ・ダルクもジルドレも、アナスタシアもラスプーチンもロシアですね。

廃棄物はロシアから連れてくる傾向があるのでしょうかね、EASYにとっては。

とはいえ、土方歳三もいるし敵か味方か分からない義経もいますし、何より今回は桔梗紋の男を呼び寄せたようです。

桔梗紋の男、彼は間違いなく廃棄物側だと思います。

この桔梗紋を調べたところ・・・なんと!、明智家の家紋でした!

ってことは・・・明智光秀の可能性大ですからね!!

この世界でも織田信長vs明智光秀が勃発!

信長は、光秀だけは殺すなんて言ってましたからね~。

二人の戦いはこの世界ではどんな戦いになるのでしょうね、めっちゃ気になります!!

さて、今回は黒王の身体の異変?らしきものが描かれました。

身体の破片、とでも言うのでしょうか、彫刻がちょっと崩れて、みたいに見えました。

やっぱり黒王の正体は・・・アレなのかな、と予想が確信に近づきつつありますが、正体公表を楽しみに待ちたいと思います。

ドワーフたちですが、痩せ細っていた彼らは食べたそばから身体がもりもりと復活している様子。

そんな簡単に復活するんだ(笑)

豊久は牛馬の肉が入った汁物を飲み、信長はそれ食べられるのか?と聞いていました。

牛肉を食す文化をちょっと調べてみましたが、時折、肉食禁止令が出されたこともあったようですね。

信長の時代も牛を食す文化はあったと思われますが、全国的なものではなかったようです。

史実の織田信長は、牛を食べたことは無かったのでしょうかね、ちょっと知りたい気もします。

で、調べていたら信長の好物の一つに、お茶漬けならぬ湯漬けというものがあることが分かりました。

31話で「米食いてー」と言っていた時に、湯漬け食いてー!とも叫んでいたのですが、なるほど、湯漬けが好物だったというところは作者もちゃんと調べがついていたんですね!

与一は酒が入りすっかり絡み酒状態に(笑)

しかも服がはだけてパッと見た感じは・・・やっぱり女に見えるので「誤解されるから服着ろ」と信長が遠くでつぶやいたりとぷち面白いことになっています。

織田家の家臣って、みんなよく俺の言う事きいてたんだね、と振り返る信長が笑えます。

もちろん、光秀テメーは殺す、と彼だけは許していませんがね。

鉄砲の利点、「殺す事と殺意と罪悪感の簡便化」、これって本当に恐ろしいですよね。

日本は銃社会じゃなくて良かった、とスゴく思います。

特にアメリカでの発砲事件のニュースなんかを見るたびに思います。みなさんもそう思いませんか??

そんな銃の大量生産を目論む信長、その計画通りにコトが運ぶのでしょうか?、これもまた気になりますね!

◎ドリフターズ 第35話 はこちら

◎ドリフターズ 第33話 はこちら