ドリフターズ 第24話 感想&ネタバレ
今度はオルミーヌの石壁を攻撃に利用して、ジャンヌを井戸に叩き落とした豊久。
文字通り、己の身体ごと相手に体当たりで戦う姿にオルミーヌはドン引きというか呆れるというか・・・。
井戸に落とされたジャンヌは、求めた水の中で何を思うのか・・・。
ジャンヌの過去が明かされます。
では、ドリフターズ 第24話 KICK IT OUT ネタバレと感想、いってみましょう!
== 第24話 感想&ネタバレ ==
フランスを救ったはずの英雄、ジャンヌ・ダルクは時の流れと民衆の心変わりにより魔女扱いをされていました。
民のため、フランスのため、神のために戦ったのに・・・。
そして、火刑にあい命が燃え尽きようとしたその時、あの女が現れます。
そう、ドリフターズを集める紫と敵対する女・EASY。
「 おいで 棄てられし君 」
そうして、ジャンヌはこの世界にやってきたのでした。
井戸の中でジャンヌが女であることに気づく豊久。
女首は手柄にならないので去れ、と生きて帰そうとしますがジャンヌは怒りの矛先を豊久に向け、「 私達の事の何が判る!! 」と叫びます。
フランスのためだ、キリストのためだとわめくジャンヌは豊久に強烈な頭突きをかまされ気絶するのでした。
そして与一はというと・・・。
未だ、どれだけの矢を浴びようが死なないジルドレに苦戦していました。
頭に2本の矢を命中させ、やったと思って油断したのかジルドレの接近を許し鎖で絡め取られてしまいます。
駆けつけた信長とエルフたちが、多数の矢をジルドレに命中させますがそれでもまだジルドレは倒れません。
「 不死身か・・・ 化物だ・・・ 」
エルフたちが動揺するも、信長が「 射て!射て! 」と声を荒げます。
そこに現れたオクトの大師匠とワイルドバンチ強盗団。
そして最後の弾装をセットし、ガトリング銃をぶっ放すワイルドバンチ強盗団の男。
ここまで不死身っぷりを見せつけていたジルドレも、物理的に木っ端微塵に粉砕されます。
粉砕されたジルドレは頭と左腕のみになりながらも、まだ動きます!
ですが、ジャンヌが助けられている様子を遠くに見つけ、ジャンヌへの思いを胸に塩となってこの世界から消え去っていきます。
一命を取り留めた与一、何だこれはと驚く信長。
信長が駆けつけた男に何者なのか尋ねると、男が自己紹介をはじめます。
魔導結社・十月機関の長でドリフターズを支えエンズを滅ぼす使命を受けた者。
「 安倍晴明(あべの はるあきら)」
== 感想 ==
ジャンヌ・ダルクってフランスの英雄というイメージが強いですが最後は非業の死を遂げた人であることは意外と知られていないようです。
農夫の娘として生まれたジャンヌは、神の啓示を受けたとしてフランス軍に従軍します。
フランスとイングランドが戦った百年戦争で目覚ましい活躍をしフランス王シャルル7世の戴冠に貢献しています。
そんな戦いを共にくぐり抜けてきた中の一人にジルドレがいました。
やがて、フランスの聖職者でありながらイギリスに加担する男やイギリス寄りの一派、イギリスの陰謀で捕虜となってしまったジャンヌは、異端裁判にかけられ魔女と認定され火刑に処され19歳で生涯を閉じてしまうのでした。
ジャンヌの死後、25年後にはヨーロッパ各地の聖職者が関わり、「復権裁判=異端無効化裁判」が行われ、ジャンヌの無罪が宣告されています。
それ故に、ジャンヌ・ダルクの逸話は良い話が多く、広まっているのでしょう。
そんなジャンヌと共に、という心意気のジルドレは木っ端微塵に粉砕されてしまいます。
それにしても頭と腕一本だけになっても動けるってエンズの連中はどうなっているのでしょうか??
黒王の力なのか、エンズゆえの力なのか、そして死亡すると同質量の塩になるとせーめー(安倍晴明)が言ってましたが、それって過去にエンズを倒したことがあるってことですよね?
せーめーがこの世界に来てエンズたちとどんな戦いを繰り広げてきたのか、そこも知りたいところですよね!
はて、せーめーがドリフターズってことはオルミーヌもドリフ?
いや、そんな感じはしませんが・・・じゃあオルミーヌってこの異世界の人物?
オルミーヌの正体?も気になってきたじゃないですかw
結局、与一はジルドレには勝てず。
与一ファンには残念な結果になってしまいました。
ジルドレには、ワイルドバンチの奴らが持っていたガトリング銃が炸裂!
最後の弾装を使ったようなので、しばらくコイツの出番は無さそうですが信長が何とかして弾を作ろうとする気がします。
だって、こんな武器があったらめっちゃ戦いが有利になりますもんね。
一気に集まったドリフターズたち。
ここから物語も加速度的に盛り上がってくれそうですね!!