ドリフターズ 第8話 感想&ネタバレ
エルフの村からアラムたちを退けた豊久たち。
豊久は戦の場に駆けつけ、敵を倒すことしか考えていなかったようですが、信長は村を奪うことを考えているよう。
果たして、このエルフの村の今後は・・・。
そして今回は豊久たちが遭遇したメガネの男の素性が少しだけ判明します。
彼らはいったい、何のために集められたのか?
何をさせられようとしているのか?
では、ドリフターズ 第8話 俺軍 暁の出撃 ネタバレと感想、いってみましょう!
== 第8話 感想&ネタバレ ==
豊久たちが異世界に来る直前に遭遇したメガネの男。
手にする新聞には、豊久たちがエルフの村を奪取!?、という記事。
そこに黒い服に身を包んだ女が現れます。
女が男に告げます、「 まだそんなムダなあがきをしているのね、紫 」と。
メガネの男は、紫(むらさき)と呼ばれているようです。
ドリフターズを送り込んでいるのは、この紫という男。
そして女はEASY(イーズィー)と呼ばれています。
この男と女が異世界で対立しているようです。
異世界に廃棄物(エンズ)を送り込んでいるのはこの女・EASY。
会話の途中で紫の手元にある新聞に、記事が浮かび上がってきます。
「黒王 南征開始さる」という見出し。
EASY 「 あなたのドリフターズたちなんかで 私の廃棄物たちが倒せるわけがない 」
場所は変わり、大師匠がいるお城。
ドリフターズがエルフの村を取ったことが報告されます。
これ以上の野放しは危険、すぐに連れて行くとセムから助言がありますが、大師匠は連れてこないように、セムもこちらには来ないようにと告げます。
大師匠がいるのは北方カルネアデスの国境要塞、カルネアデスの北壁。
十月機関(オクト)の大師匠はカルネアデスの民が化物どもにどうにかされるということを微塵も思っていない様子を見て、ダメだこりゃ、と内心、諦めます。
カフェトの方に行き、老人二人に指揮させないと、ここは滅ぶ、と言っていますが・・・。
その老人二人に指揮権を渡すことに同意しないカルネアデスの兵たち。
この時のやりとりで、十月機関は魔導結社、メンバーは魔術師と呼ばれています。
言葉はわからないがなんとなく罵倒されているのは分かるという老人。
もう一人の老人がおもらしをすると更にボケ老人と罵倒されるが、たまりかねたのかその老人をもう一人がフォローする。
「 こいつはハンニバル ハンニバル・バルカ! 俺の国(ローマ)は100万の敵は恐れないが、こいつ唯一人を恐れた! 」
しかし、カルネアデスの人間には言葉は通じない。
そして大師匠がもはや無理と判断し、ここから脱出することを提言します。
ハンニバルの尊厳を守ろうとした老人の名はスキピオ。
二人がどっちが勝っただの強いだの痴話喧嘩?を始めるとセムから大師匠に通信が入ります。
が、通信が途切れ途切れになり、魔導妨害が行われていることに気づきます。
同じく、偵察騎が戻ってこないことに騒がしくなった城内。
二人の男が騒々しさに気づきつつも、タバコが吸いたいなど冗談を交わしています。
彼らはワイルドバンチ強盗団。
「 どこに行ったって俺たちに明日なんてねぇよ 」と黒髪でフードを被った男が言うのを、なんだかなぁ、という表情で聞く黒いハットの男。
そして黒王と呼ばれる者が軍団を率いて城に攻め入ろうとします・・・。
== 感想 ==
ちょっと前から登場していた謎の老人二人。
ハンニバル・バルカとスキピオ・アフリカヌスという人物のようですね。
歴史上のどんな人物か知らないので・・・ググッてみました。
ハンニバル・バルカ(Hannibal Barca)
紀元前のカルタゴの将軍のようです。
ちなみに、バルカとは「雷光」という意味だそうです。
第二次ポエニ戦争を開始した人物とされており、カルタゴが滅びた後もローマ史上最強の敵として後世まで語り伝えられているそうです、知ってました??
現在でも、彼の戦術は研究対象として各国の軍隊組織から参考にされるなど、戦術家としての評価は非常に高いようです。
また、チュニジアで流通している5ディナール紙幣に肖像が使用されているそうです。
へぇ、まったくもって知りませんでした(笑)
そしてもう一人。
スキピオ・アフリカヌス(Scipio Africanus)
彼もまたハンニバルと同時期の人間で共和政ローマ期の軍人、政治家。
第二次ポエニ戦争後期に活躍し、カルタゴの将軍ハンニバルをザマの戦いで破り戦争を終結させたということなので、ハンニバルより上だと思っているのでしょう。
そしてそして、ワイルドバンチ強盗団というのも出てきましたね。
彼らについてはもう少し物語に登場してからググってみたいと思います(笑)