ドリフターズ 第16話 感想&ネタバレ
何らかの意図があることが明確な戦い方をする豊久。
スピード重視で村の中に小さな砦、信長的には「墨俣城」を築き、村に火を放ったエルフたち。
いよいよ本格的にオルテ兵と相まみえます!
では、ドリフターズ 第16話 SUCKER ネタバレと感想、いってみましょう!
== 第16話 感想&ネタバレ ==
信長が率いるエルフたちとオルテの兵たちがついに対峙します。
エルフらは得意の弓でオルテ兵に矢を当てると、矢にはなんと糞が塗ってあります。
矢が当たった兵は破傷風を防ぐために水で洗おうとしますが、井戸の水にも糞が投げ込まれているため、洗おうにも洗えません。
そして、オルテ兵はこの村すべてがワナであることに気づきます。
さらに矢を放つエルフたち。
オルテ兵らはうろたえ、指揮官は圧倒的な数で押し込もうとしますが士気があがりません。
そこに燃えさかる炎の中から豊久が現れます。
オルテ兵たちの中を一気に走り抜けて、指揮官である大将首を一撃で屠り去ります。
指揮官を失い逃げる兵士たち。
勝った、と喜ぶエルフたちに、まだだ!と告げる豊久。
続けて代官の根城を落とす、と言うが豊久には策はないらしい・・・。
あるとすれば、ひたすら追って追って叩いて叩いて、ということくらいだと。
逃げた兵は今頃、地獄を見ているとつぶやく信長。
そう、逃げた兵は与一たち弓部隊の餌食となるのでした。
敗残兵を待ち構えている与一はというと・・・合戦に卑怯も武士道も無い、甘っちょろい奴ばっかりだ、と言う化け物・義経のことを思い出していました。
信長は、エルフたちとオルテ兵に扮してオルテの城館を目指すのでした。
== 感想 ==
なるほど、糞は矢に塗って放つことで「毒矢」としていたのですね!
そしてその毒を落とそうと井戸水を使おうとするも、井戸にも糞を入れておくことで使えなくするという信長の作戦、お見事です!
数では圧倒的に有利なオルテ兵たちですが、あちこちで戦争中、留守番みたいなことを任されているここの兵士は、士気も練度も低いと信長は敵の心理を見抜きました。
エルフ=農奴相手では得るものもなく、命を失うリスクもある、となればすぐに逃げ出すことは容易に想像できるという信長、スゴいです!
っていうか、そこまで想像できるようになるまでの想像力がスゴいと思うのですが(笑)
敵の指揮官を見つけてはすぐに討ち取った豊久に、抜群の戦のセンスを感じる信長。
現代社会においても、人はそれぞれ十人十色。
各々の得意なことや好きなことを活かすというのは重要ですよね。
そして、やっとバックボーンというか人間味の話の一端が見えてきた与一。
どうやら廃棄物側に居座っている義経のことを化け物と思い、嫌っているようです。
やはり敵として相まみえることになるのでしょうか?
それとも与一と一緒にいるほうが面白そう、ということでドリフターズ側に参戦するのでしょうか??
史実では、那須与一は源義経に仕えていたわけなので、もしかしたら与一が廃棄物側に取り込まれる、というのも無くはないのでしょうけど、性格的に破壊と殺戮が目的の廃棄物側に加担する、というのは無さそうな気がします。
っていうか絶対にない!と思いたい(笑)
信長は奪った鎧などを着てオルテ兵に扮し、城館に忍び込もうと企んでいるようです。
城館での戦いもどうなるのか、楽しみです!