ドリフターズ 第15話 感想&ネタバレ
さらに士気をあげ、気合い十分のエルフたち。
そしてついに与一たちの矢がオルテ兵を捉え、エルフvsオルテ兵の戦いが静かに幕を開けます。
彼らの作戦はうまくいくのでしょうか!?
では、ドリフターズ 第15話 MONKEY MAGIC ネタバレと感想、いってみましょう!
== 第15話 感想&ネタバレ ==
ついに始まった豊久たち&エルフがオルテ兵に挑む戦い。
見張りを弓矢で倒したあとは、豊久が自慢の長刀で他の見張りをぶった斬ります!
騒ぎに気づき次々と兵たちが動き出します。
ドリフターズ(豊久)を見つけ、追いかける兵たち。
正面から挑むのではなく、逃げながら戦う豊久。
それを遠方から確認し、速度が全てだ、とエルフたちを率いる信長も出発します。
たった一人の豊久を捉えられない兵たち。
そして相変わらず敵を倒しながらも逃げる豊久の顔には笑みが・・・。
目的地に着いた信長とエルフたちは急いで簡易的な砦を作り、火矢で村に火を放ちます。
燃えさかる村を見て、信長が自身の苦労を思い出します。
年がら年中、弱さをおぎなう方策を考えたことを。
「 まさか俺が秀吉(サル)のマネをするとはの ここが俺の墨俣城(すのまたのしろ)よ 」
== 感想 ==
今までの突撃してひたすら敵兵をぶっ倒すというスタイルから、何故か逃げながら戦う豊久。
きっと作戦なのでしょうね、時間稼ぎなのか、追いかけさせてどこかにおびき出したいのか・・・。
他にも何か意図があるのかもしれませんね~。
あるとすれば何でしょうか??
人手が少なくなったところ、つまり大将首がいるところへの奇襲なども考えられますが、敵の数が多くなければ、少しずつ敵戦力を削りどこかで待ち伏せして一気に倒す、というのが王道でしょう。
自分たちの戦力と相手の戦力、地の利、その他の色々な要素を考慮して作戦を練るというのも楽しいんでしょうね。
豊久や信長の気持ちが少しだけ分かった気がします。
信長とエルフは村に火を放ちましたが、ここからどういう作戦に出てくるのか?
直接的な効果は家屋=居場所を奪う、ですが大きな炎と煙を誰かに見せる、という意図もあるかもしれませんね。
または、豊久だけではなく信長側もいるぞ、と見せて敵の戦力を二手に分散させるのかもしれません。
信長とエルフたちの武器は、信長一人の鉄砲とエルフたちの弓。
鎧兜を着た敵兵たちには矢は不利なので、真っ向勝負はしなさそうですがどうでしょうか??
そして信長がつぶやいた「墨俣城(すのまたじろ)」ですが、知っていますか?
秀吉が一晩で作り上げた城だという伝説を。
1566年、織田信長が美濃(岐阜)の斎藤家を攻略するために、長良川の対岸に城を作る計画が持ち上がります。
しかし、これを託した柴田勝家、佐久間信盛がことごとく失敗!
秀吉がこれを継ぐことになり、蜂須賀小六と手を組み、なんと、たった一晩で城を完成させたという伝説です!
どれくらいの城か、にもよりますが一晩で築城してしまうって秀吉、恐るべし!!
なんて伝説がありますが、これは諸説あって今は「いやいや、一晩で築城って色々な話に尾ひれがついて・・・」というのが真相と言われていますが、事の真偽はともかく、こういう伝説は楽しんだほうが勝ちでしょう(笑)
ちなみに岐阜県大垣市墨俣に、『墨俣一夜城(墨俣歴史資料館)』が出来たそうです、一晩で(笑)
いやいや、一晩でってのはもちろん冗談ですw
当時の墨俣城に関する資料などが昭和52年、愛知県の旧家に伝わる前野家古文書に書かれていたらしく、それが紹介されて全貌が明らかになってきたのだとか。
この歴史資料館では墨俣城の築城と秀吉の歩んだ軌跡を中心とした展示がされているそうです。
織田信長と徳川家康を繋ぐ時代の覇者・豊臣秀吉について知りたい人は是非、足を運んでみましょう!!