ドリフターズ 第44話 感想&ネタバレ
前回の43話では、刀を失いピンチに陥った豊久ですが、そのタイミングで信長の策が発動、見事にハマり、黒王軍の兵を火計で一網打尽にします。
豊久は島津の心意気を見せつけ、怒りの土方は新選組の悪霊を豊久にけしかけようとしたその時、ドワーフが助けに駆けつけます。
というのが前回でしたね。
豊久、意外とピンチなのですが、果たして無事に切り抜けられるのでしょうか?!
では、ドリフターズ 第44話 熱血九州男児の唄 ネタバレと感想、いってみましょう!
== 第44話 感想&ネタバレ ==
島津の人間が、豊久の目が嫌いだ、と土方は新選組の悪霊を豊久にけしかけますが、自分ごと撃て、という声で撃たれたドワーフの銃撃によって悪霊を消し去ります。
刀を失っている豊久は、土方に跳びかかり肉弾戦に入りますが、黒王からの撤退命令が土方に出ます。
黒王は、信長、与一、豊久を絶対に倒すべき相手だと認識するのでした。
== 感想 ==
今まで、分かっていて敢えて書かなかったことがあります。
そう、「ページ数の増減、激しすぎ!」(笑)
この44話はたったの10ページ。
短すぎてさすがにちゃんと数えましたよ。
それでもリアルタイムで読んでいる読者からすると、今月も掲載されたという安堵感というか喜びもあるので、休載に比べたら良いことなんですけどね。
そして、今回は「あれ?」と思ったことがあるのでまずはそこから書いてみたいと思います。
豊久の装備は常に刀が2本、銃が一丁なのですが、今回もその装備で戦いにおもむいていたはず。
なのに、いつの間にか刀が一本だけになって、それを折られたことによって手持ちの武器がなし、という大ピンチに陥っています。
一本折られたって、もう一本あるし、と思って読んでいたのですが・・・どっかで失くしたということになるんでしょうね、アニメでは。
それか、最初から刀は一本という装備で出陣した、となる気がします。
そんなこんなで武器がないという大ピンチの豊久にドワーフの応援が来るのですが、「俺ごと撃て」って現代の銃の前だったら絶対にそんなこと言えませんねー。
殺傷能力が強くないのか、それとも銃と自分の間には距離があるから自分は耐えられると思ったのか・・・。
土方がコメントしていますが、「何だあれは あほうか」という気持ち、激しく同意しますですよ。
さらに土方は、「俺が見たどの薩摩人よりも もっとどあほうだ」とコメントしているのですが、まぁこんなあほうはそう簡単にはお目にかかれないでしょうからね。
さらにさらに、豊久はこのドワーフが銃をぶっ放した流れというか勢いに乗って、土方に飛び膝蹴りをかまします!
土方のアゴにクリーンヒット!
よくこの一撃で失神KOされませんでしたね~。
土方も右正拳突きを豊久のアゴに入れて互角の勝負に持ち込みます。
「てめえは本物のいかれだ」と土方。
「戦さちもんは はなからいかれたもんぞ」と豊久。
ええ、そうですね、確かに戦ってもの自体がイカれた人間の所業だと思いますよ。
現代社会に生きる自分たちにとってはね。
そして、黒王がテレパシー?を使って土方に話しかけます。
「土方 もはや 潮(時)である」
潮時のことを潮って略すんですね、今っぽいですな、ここは。
その黒王は、信長、与一、豊久の3人を倒さねばならぬ相手として認識します。
しかも、「何としても 何をしても」とかなり脅威に感じている様子。
ジャンヌとジルドレはやられているし、ラスプーチンもオルテ奪還を邪魔されるし、土方が連れて行った兵は全滅させられるし、ってことでキーとなるドリフターズがこの3人だと嫌でも認識したってことなんでしょうね。
「キーマンを把握する」、これも何かと大切なことですね。