ドリフターズ 第42話 感想&ネタバレ
前回の41話は、黒王軍の目論見を見破った信長が、対抗策の準備を進めます。
一方、豊久は廃棄物・土方歳三の能力、新選組の悪霊との戦いにおいて笑みを浮かべます。
果たして豊久に勝ち目はあるのでしょうか?!
では、ドリフターズ 第42話 WARRIOR’S DANCE ネタバレと感想、いってみましょう!
== 第42話 感想&ネタバレ ==
新選組の悪霊の性質に気づいたのか、悪霊が出てこようとすると豊久は建物に入るなどして距離を取り、土方の死角から飛び出し急襲するという戦法を取ります。
逃げ隠れては急襲、物を投げる、など使える手は何でも使う豊久に対して、土方の怒りが高まります。
一方、信長たちの作戦準備は完了に近づき、オルミーヌにあとを託し、他の場所への移動を開始します。
黒王軍の兵が建物へ侵入しますが、誰もいないことに動揺します。
廊下には黒い液体・・・どうやら油のようです。
== 感想 ==
ついに豊久vs土方が本格的になってきました。
新選組の悪霊が出てこようとすると、一旦、その場から離れ建物の中に移動します。
それを見た土方は、逃げたと思うのですが逃げ入ったところとは別のところから現れ、土方に斬りかかります!
もちろん、土方は簡単には斬られません。
この戦闘シーンも絶対にアニメで見たいところ。
3、4回の斬撃を繰り出したところで、またもや悪霊を出そうとする土方に対して、今度は「あっかんべー」を見せて土方の前から遠ざかる豊久。
そんな戦いのさなかに、あっかんべーなんてされたら、そりゃあ相手の頭に血が上るのもしょうがないですよねw
逃げ入ったところから食器をゲットした豊久は、食器を土方にぶん投げて攻撃、もちろん、この攻撃がメインではありません。
なんとスープ?か何かが入った食器も投げつけ、スープを土方の顔面にぶっかけることに成功します。
ここで豊久、ガッツポーズ!(笑)
ガシーン!、ってなんちゅう効果音ですか、笑えます、ここ、めっちゃ笑えますよ!
アニメなら、もっと笑えること間違いなしですな。
で、貴様らに士道はないのだな、と問いかける土方に対して、豊久は、これは首の取り合いで道理なんて無い、使える手は何でも使わないと相手に申し訳ない、と反論します。
完全に価値観が異なります。
戦いにおいて礼節を重んじるというか、筋の通った戦い方をしろという土方に対して、戦い故に手段を選ばず全力で臨むのが筋というものという豊久ですからね。
そのどちらも間違いではなく、そのバランスだと思いますがどうですか?
そして豊久の考えを受け入れがたい土方は、やっぱりさらに怒り、水晶球で様子を聞いているオルミーヌは豊久を「相手を怒らす天才」と呆れます(笑)
そのおかげで、黒王軍の兵は土方からの臨機応変な指示を得られず、最初の指示通り信長たちの元へ向かい、信長たちの迎撃に合うって流れですな。
廊下に油をまいていたのと、まとめて木の実つぶしが効率が良いことを知っているので、自分たちが元いた場所に黒王軍を集めて火をつけようって作戦でしょうね。
オルミーヌに後を任せていましたが、通信兵として何かやらせるのでしょうか。
この戦いにおいてはオルミーヌの水晶球による連携プレイが、とっても重宝していますからね。
でもホント、離れたところにいる者同士がリアルタイムで会話ができるってスゴいことなんですよ。
私が大学生だった頃は、携帯電話もまだ普及していなくて、待ち合わせなどは時間と場所を事前にしっかり打ち合わせ、急な連絡は公衆電話から家の留守番電話にメッセージを残して、それを同じように公衆電話から家の電話にかけて留守電メッセージの再生という方法で聞いてもらう、ということをやっていました。
それが一切、不要になったわけですから文明の利器って本当にスゴいとしか言いようがありません!
そうそう、作戦準備中に「ちょっと何言ってるかわかんないわアンタ」とオカマが信長に言っているのですが、信長、何を言ったかというと・・・。
「フフフ残念だったな敵将め お前がおいまわしてるバカは 実はただの我々の総大将だ ワハハハ」
・・・はい、たしかに何わけわかんないコト言ってるんだと言いたくなりますよね。
しかも、この時、信長は冷や汗をかきながら喋っています。
つまり、もし豊久が討ち取られようものなら、我々の負けだよってことを分かって喋っているわけですね。
「ただの総大将」って、文字通り?、ただ者ではないのですよ(笑)
さすがに豊久が殺られることはないと思いますが、土方も相当な腕前のように見えますからね。
まだまだ続きそうな豊久vs土方、楽しみですな!