ドリフターズ 第38話 感想&ネタバレ
前回は見事に廃棄物・ラスプーチンに煮え湯を飲ませたドリフターズ・豊久&信長の二人。
ぐうの音も出なかったラスプーチンは、「戦さで決着を付ける!」と奮起しますが果たしてどうなるのでしょうか?
黒王軍は土方歳三も参戦しての38話です。
では、ドリフターズ 第38話 手を出すな! ネタバレと感想、いってみましょう!
== 第38話 感想&ネタバレ ==
すでにドリフターズが入っているということで、土方歳三と共にラスプーチンは黒王の命によりオルテの奪取ではなく破壊に目的を変更します。
戦の準備を進めるドリフターズたちに、サンジェルミの軍・テーバイ神聖隊が加わり、木苺じいちゃんの正体がハンニバルということをサンジェルミは知ります。
鉄砲隊を率いるのは信長、ドワーフ衆は豊久が、エルフ衆は弓衆として与一が率い、敵の殲滅を目的とし一人も生かしてここから出さないと豊久が吠えます。
そしてついに黒王軍がオルテ帝都に攻め入ってきます。
== 感想 ==
ラスプーチン、ほんっとうに悔しそうな顔をしてぶつぶつ文句を言っていますよ、「クソッ あの野郎・・・」って、ホント信長にいいところを持っていかれたというか、台無しにされたというか・・・。
もちろん、信長だけじゃなくて豊久の行動もその引き金になっているんですけどね。
そして、ラスプーチンと土方歳三は御札のようなものを介して会話をしています。
ドリフターズが水晶球、廃棄物は御札・・・この勝負、見た目がナイスなドリフターズの勝ちですね(笑)
ラスプーチンは想定外のことに動揺し、「奴ら頭がおかしいぞ メチャクチャだ まともじゃない」と憤慨しますが、土方は「想定外の事は起きる 必ず起きる それが戦だからな」と落ち着いた様子を見せ、戦は任せろとオルテ帝都に登場するのでした。
うん、土方、お前は大人だな(笑)
ってことで、戦いっぷりを早く見せてもらいたいものです。
やはり剣士ということで豊久とやり合うのでしょうね。
どちらの剣が強いか、「るろうに剣心」ばりに競い合って欲しいものです(笑)
そんな土方は「俺達も もう まともではあるまい」とつぶやくのですが、この「もう」というのはどういう意味でしょうね。
この世界に飛ばされてきた、という意味なのか、はたまたジャンヌのように炎を操るなど人ならざる能力を持ってしまったからなのか、それともジルドレのように実は塩の塊で出来ていることを知っているからなのか・・・
廃棄物たちの正体?も気になりますね~。
そして黒王が登場してオルテ帝都を奪取できぬなら破壊してしまえ、と作戦変更を促します。
だが、それは信長も予想済みというか、俺だったら占領からいやがらせに変えると見事に黒王の作戦を読み切ります。
常に相手と同等の思考を繰り広げる信長、うん、自分は豊久も好きですが信長のほうが好みかも。
そんな信長はラスプーチンを相手に「つい昔を思い出してすごいドヤ顔カマしてしまった アレで負けたらシャレにならん」と今度は信長が汗をかきます(笑)
サンジェルミンも「ここ数世紀で初めて見たわよ あんなドヤ顔」って言うのですが・・・おい、サンジェルミン、お前ってそんな何世紀も生きてるんかい???
そんなやり取りをしている中、たった500人とはいえ、精鋭と言われるサンジェルミンの軍が到着します。
屈強な男たち、なぜか上半身裸でよくみたら・・・手をつなぎ合っています。
なんと、「男同士のつがいの軍」なんて言うじゃないですか!?
みんながドン引きし、ドワーフなんか「吐いてくる」なんて言う始末、そこで木苺じいちゃんがボソっと「テーバイ神聖隊」とつぶやきサンジェルミンが「知ってるの おじいちゃん あんた・・・誰よ?」と目を大きくして驚きます。
知ってましたか?、「テーバイ神聖隊」って。
私は知りませんでしたね、で、神聖隊でググッてみたら色々と書いてあったので、読んでみてくださいね。
人間心理というか恋愛感情というか、そういったものを嫌味なく見事に戦術に組み込んだ精鋭部隊、それが「テーバイ神聖隊」。
廃棄物との戦いにおいても、彼らの活躍が見られることを期待したいと思います!
で、この時に信長が「十月機関の奴らは はんにばる とか何とか」と言うことで、木苺じいちゃんがハンニバルというドリフターズであることがサンジェルミンに知られるのでした。
サンジェルミンが「うわ・・・ 知らないって こわいわー」と心の中でつぶやくのですが、そんなにスゴい人物なんですね、ハンニバルって。
どうしても映画「ハンニバル」、「羊たちの沈黙」あたりが浮かぶのですが・・・実は、「ハンニバル」という名のつく作品ってスゴいたくさんあるんですよ!
色々な映画や漫画などで題材にされ、名前も使われているということからも歴史上の超有名人であることも伝わってきます。
久しぶりに映画でも見ようかな~。
こうして、エルフたちは大丈夫かな、と不安になりますが「だいじょおーぶ 教えた事をちゃんとやれば源氏は無敵だっ!」と与一がエルフたちを盛り上げます。
テーバイ神聖隊は信長に色目?を使いながらお近づきになります。そんな自分に嘆き、「何もかも光秀が悪い」が信長はキレるのですが、このあたり、ギャグ漫画っぽく描かれていて、アニメになるとこのシーンも絶対に笑えること間違いなしでしょうね!
そしてとうとう黒王軍がオルテ帝都にたどりつき、次号、いよいよ戦闘開始です!!