ドリフターズ 第39話 感想&ネタバレ
38話では黒王軍が作戦変更、オルテ奪取からオルテの壊滅を狙います。
ドリフターズたちはサンジェルミンのテーバイ神聖隊を迎え戦の準備も万端、いよいよ黒王軍との本格的な戦いが始まります!
では、ドリフターズ 第39話 ピストル大名の冒険 ~火縄丸数え歌~ ネタバレと感想、いってみましょう!
ん?、今回の39話は「火縄丸数え歌」なんて副題がついているんですね~。
== 第39話 感想&ネタバレ ==
与一も信長も豊久も、「来るよ」、「来よる 来よるぞう」、「来い 来い」と戦う心構えはバッチリ!
信長率いる鉄砲部隊が敵をこれでもかと引きつけて、「放てえい!」の合図と共に一斉に銃をぶっ放します!
与一たち弓兵が更に追い討ちをかけ、鉄砲部隊の第二射が放たれ、トドメとばかりに豊久とドワーフたち突撃兵が襲撃します!
この完璧な連携に、怒りを募らせる土方。
「島津・・・ 島津 島津!!」
== 感想 ==
敵がやってくるのを今か今かと嬉しそうな顔をして待ち構える与一、信長、豊久の顔がほんっとうに嬉しそうに描かれているんですよ、楽しそー!
自信満々の与一に、鉄砲隊のデビューが楽しみな信長、首狩り魔神・豊久は首がたくさんやってくるという感じでしょうね。
戦国時代を生きた信長と豊久は、めっちゃ楽しみで仕方がないのでしょう。
特に信長は鉄砲隊に向けて、「この世界で初めての銃火ぞ! お前達が魁ぞ!」と気持ちを盛り上げます。
さらに、「お前達はその先頭に立っている お前達の後に何億丁もの銃が続く!」と先を走っているという優越感を与え、「お前たちは今 歴史の上に立っている!!」と完璧なまでに気分を高揚させるのです。
信長、いいよいいよ!!
その気にさせるって大事ですよね、うん、めっちゃ大事!
人間は頭じゃなくて心で動く生き物(と思っています)なので、気持ちをコントロールするって本当に大切なこと。
能力がなくても気持ちがあれば、それすらカバーできたりしますからね!
そして、敵が攻めてくるのですが、おいおい大丈夫かっていうくらい敵を引きつける引きつける!
「まだだ! まだ!」を連発して、十分に引きつけてからの一斉掃射!
黒王軍の雑魚共を一気に粉砕します!
この引っ張り方というか引きつけ方、めっちゃドキドキしちゃいました。
うっかり未熟な兵が恐怖に負け先走って、引き金を引いてしまうのではないかと思ったくらいです。
みなさん、よく我慢しましたww
テーバイ神聖隊、大変よくできました!
信長も理解している「練度不足」を差し引いても、絶大な威力を誇る鉄砲隊、そこにオルミーヌを経由して与一へ合図を送ることで、弓隊が重ねて攻撃を加えるという見事な連携プレイ。
信長は水晶球による連絡の便利さに改めて惚れ込み、「これ持って桶狭間あたりからやり直してえなあ」なんて心の中でつぶやく始末。
うんうん、そういう気持ちは分かりますよ~。
私も携帯電話を持ったまま中高生の時代に戻れれば、なんて思いますから(笑)
そして大人な信長は鉄砲隊の練度不足を重々承知しているので、弾込めが遅くとも「あせるな! あせらずとも良い!」と檄を飛ばしますがこれ、明らかに自分自身に言っているように見えます。
「ぬぐぐぐ 遅い やはり遅い もう一発 もう一発で決まる だが あせらせてはならん」と心の中で己を制していますからね。
大人信長、お見事です!、こういう大人が増えて欲しいと思う今日このごろ(笑)
でもって、第二射を放ったことで敵軍はひるみ戦意を失いかけます。
そこをトドメとばかりに豊久やドワーフが突っ込んで、と完璧な流れ。
これならドリフターズが加勢しなくても、この世界の人間たちは十分戦えるようになったと言えるのではないでしょうか。
もしかしたら、そこまで考えての部隊編成かもしれませんね~。
信長なら、そこまで考えていてもおかしくないですもん。
この戦いの様子?、結果?、をどこで見ているのか、紫が「最適解と言える」と論じます。
いやいや、見てばかりじゃなくて紫、あなたも身体を動かしなさいな(笑)
この紫という男もホント何者なんでしょうね。
なかなかこの世界の核心に迫らせてくれないというか、語られないドリフターズ、やっぱりそういう部分が明かされていくのは、まだまだ先なのかもしれませんね~。
で、最後は新選組・土方歳三が島津の名を何度も呼び、いかに島津に頭にきているかを示す画で39話は終了。
40話でいよいよ豊久vs土方、開幕です!!