ドリフターズ 第18話 感想&ネタバレ
信長の策略、豊久の武、与一の弓、そしてエルフたちの活躍でオルテ兵を撃退し、敗残兵も余すこと無く倒した豊久たち。
その後、オルテの城館に難なく潜入し、エルフたちが捕らわれた塔に辿り着きます。
そこで陵辱されたエルフたちを目の当たりにした豊久は、敵を皆殺しにすることを決めます。
では、ドリフターズ 第18話 MEN OF DESTINY ネタバレと感想、いってみましょう!
== 第18話 感想&ネタバレ ==
信長とオルミーヌは城館の司令部らしき部屋で、書類だの地図だのをあらいざらい持っていこうとします。
そして、でっかい絵の男に興味を示す信長。
オルテの国父だという男ですがオルミーヌも誰かは知らない様子。
ドリフターズだったのか、廃棄物だったのかも不明。
天才的な演説と人心掌握術で人々を扇動し、氾濫を起こしたのだとか。
オルテを建国後、自殺したらしいが原因は今をもって謎に包まれているそう。
髪の毛は七三分け、チョビヒゲを生やし右手を軽く上げたその絵は・・・。
そんな話をしている二人のもとにエルフが来て、豊久が敵兵を庭に引き出し「なで斬り」にするって、と告げます。
信長が豊久の真っ直ぐさに呆れます。
そして、そんな汚れ役は自分の役目だと豊久の元に駆けつけます。
ねじくれやひずみは第六天魔王にまかせておけ、と。
命乞いをする敵兵を前に、殺らせてくれというエルフたち。
掛け声を掛けようとする豊久、だが信長が彼を気絶させ豊久の代わりに号令をかけます。
「 死ねい 死んで玉薬になれい 」
エルフたちを絶滅させる気満々だったオルテ兵、滅せられても仕方のないのが道理というもの。
そしてエルフたちがオルテ兵に襲いかかります。
たった一人、エルフには何もしていないという兵を残して。
このドリフターズがエルフの村を助け占領代官を襲撃した事実は、瞬く間に村々に広められました。
オルテがいかに限界かを示す情報と共に。
こうして各地のエルフたちは蜂起をし、オルテの支配から離れつつありました。
このニュースを見て、怒るEASY。
オルテ帝国の帝都ヴェルリナにあるセントジェルム伯の館宮でも、この国の未来を危ぶむ者の姿がありました・・・。
== 感想 ==
ドリフターズの活躍で見事に城館を堕とした豊久たち。
汚れ役を買って出るなんて信長の豊久に対する思いが感じられますね。
若者は己の信ずる道を征け、というところでしょうか。
五十路の人間らしい考え方ですよね。
最近は、そんなステキな年長者は少なくなった気もしますが(笑)
そして、信長はエルフの気持ちをあおるために、豊久に言わせたような内容の文書を作ります。
これを自分の村に帰るエルフたちに持たせて、蜂起を促すという作戦なのですが、これもまた現代に通用する作戦ですよね。
自尊心をくすぐり、かつ、敵であるオルテが弱体化している情報も添えて蜂起を促すなんて上手すぎます!
人は、「これだけはもう絶対にイヤだ! それを脱するにはこれをすれば」というものが見えると頑張れるもの、なんとなく今の私たちにも当てはまる気がしますww
右手をあげた人物の肖像画・・・文章だけでピンときた人も多いと思います。
はい、画は明らかにアドルフ・ヒトラーでした。
こちらの世界で60年前に現れたとオルミーヌが言っていましたが、ドリフターズと廃棄物の戦いって、いったいどれだけの長い時間、繰り広げられてきたのでしょうか?
そして館宮に現れた謎の人物もまた、気になります。
登場人物がますます増えそうな勢いですね~。