ドリフターズ 第32話 感想&ネタバレ
ドワーフを解放し、ご飯タイムに入った豊久たちとドワーフたち。
そして食べ終わったら皆殺しになるぞ、とオルテ兵に投降をうながします。
全知全能が戦に特化していると絶賛の豊久。
果たして、オルテ兵はどう出てくるのでしょうか?
では、ドリフターズ 第32話 Omen ネタバレと感想、いってみましょう!
== 第32話 感想&ネタバレ ==
豊久の降伏勧告を受け、城を開け武器を捨てて出てきたオルテ兵。
城の将は切腹、介錯は俺が、と豊久が言うと将はそれを拒否しますが、将の器ではないと首を取られます。
その頃、廃城にサン・ジェルミ伯=セント・ジェルミ伯が現れます。
ドリフターズに会いに来たそうですが、彼らはドワーフ解放のために不在です。
銃を作る、火薬はある、というのを聞いてサン・ジェルミ伯は「オルテ オワッタ」と確信します。
一方、黒王軍を偵察している二人組は、六大竜の一匹、青銅竜が黒王軍にいることに驚きます。
さらに、化物共が原始農耕を始めたことにさらに驚き、黒王が世界の破滅を願う廃棄物ではなく、「人類にとってかわる化物の救世主になるつもりだ」とつぶやくのでした。
== 感想 ==
そーでした、そーでした。
豊久はたしかに投降兵の首は取らないとは言いましたが・・・
負け戦の将たるものは切腹して首を置いていくもの、という考えの人間ですよね~。
逃がしてもらえると思った敵将も甘いですが、読者の私も甘かったです(笑)
そして与一が逃亡兵に向けて厳しい視線を投げかけていると、助けると言ったので追い討つ必要はないと豊久が言葉をかけます。
ここでも、自分の言ったことに責任を持つ、約束は違えない、という男らしさが伺えます。
言ったことに責任を持つって、当たり前のことですけどちゃんとやれてる人って少ないですよね。
自分もちょっと怪しいかも???
このやりとりの時に、与一は「つい昔のクセで・・・そんな事ばっかりやらされてたんで・・・」と、ポロリと自分の過去を明かします。
義経にやらされていたんでしょうね、きっと。
そしてそれが与一の中ではやりたくないことの一つだったのではないかと。
平安の時代は、敵をとことん追い詰める、ということはしなかったのでしょうか?
どんな時代でどんな戦いをしていたのか、早く語られて欲しいです。
ちなみに豊久は、「もう やらされば無か こいは我らの戦じゃ」と、嫌なことを強制したりはしない、ということを遠回しに伝えます。
それを聞いて、安心した顔というか居心地の良さを感じた顔というか、ほんわかした表情になる与一。
女の子みたいなカワイイ顔に描かれています。
実は女性、って設定にしてもいいと思うんですけどねぇ~(笑)
そしてサン・ジェルミ伯が廃城に来た時に、事務仕事をカリカリカリカリやっている男がいたのですが、彼がエルフ解放の時に唯一、エルフたちに何もしていないということで一命を取り留めた童貞君w
命があっただけめっけもんですからね、信長たちのために働くしか無いです。
オルテ側の人間だったので、エルフたちやドリフターズが知らないことを知っていたりもするので、多少は役に立ってくれることでしょう。
今回も、エルフの男の子はすぐに隠れるようにアドバイスをしたり、一応、活躍しています(笑)
サン・ジェルミ伯らはいわゆるオカマちゃんなので男の子たちには目がないようなので隠れろと言ったみたいです。
なかなかやるじゃないですか、ドーテーくん。
あ、ちゃんと名前もありました。
旧エルフ居留地税務計算官のミルズ、だそうです。
きっと今回が一番活躍した回になると思いますが(笑)
で、サン・ジェルミ伯たちは信長たちの先進的な活動、銃と火薬が量産されることを知り、「オルテ終了」を確信するわけですね。
この時、サン・ジェルミ伯は「くォルぁあ 紫ィ!! どうなってんじゃあクラァ!!」と通路の男・紫の名前を叫んでいます。
あのチョビヒゲもだいぶヤバかった、とオルテの国父であるヒトラーにこともかなり知っているようなので、かなり長いことこの世界にいるドリフターズのように思われます。
安倍晴明もそんな感じだったので、サンジェルミ伯と二人がそろうとどうなるのか?というのも気になるところですね。
あぁ、今回はあっちこっち話が飛んで大変ですw
黒王側は青銅竜というデッカイ竜を味方につけた模様、さらに化物たちに畑を耕すことをさせているという謎の行動に出ています。
世界を滅ぼすのがメインなら畑とか絶対いらないし。
まさか自軍の食料くらいは自給自足、とかって・・・いや、絶対ないですよね、そんなの。
偵察していた二人組も人間と獣族(犬人間?)のコンビみたいで片方は「ドグ」と呼ばれていました。
この先、どんな風に物語に関わってくるのでしょうか?
まさかただの偵察、ってことはないと思うのですが・・・。
だって、獣族の彼、イケメンでしたから(笑)
ということで、やっぱり良い意味で先が読めないこの漫画「ドリフターズ」。
次回はどうなることやら、です。