またまた意外と早く、掲載されたなぁ、というのが正直な感想。
そんな掲載ペースのことは置いといて、今回は久しぶりに空母・飛龍での話です。
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前回、ドリフターズ(漫画) ネタバレあり 最新 第80話 感想 【ハンニバル＆源義経が語る黒王軍の弱点とは！？】のあらすじ。
黒王軍から離反した義経は、ハンニバルと行動を共にし始めました。
国王軍には弱点がある、と言う話をしながら・・・。
というところまでが前回でした。
では、ドリフターズ 第81話 本能スピード ネタバレと感想、いってみましょう！
＝＝ 第81話 あらすじ（ネタバレあり） ＝＝
舞台となるのは、空母・飛龍！
菅野直と共に飛竜に乗って空母・飛龍へ逃げ切った豊久。
ぶっ倒れているところから、なんとか意識を取り戻すと菅野が「お 生き返っとる」。
一方の豊久は、「ここは・・・何処ぞ？ いや・・・ここは何ぞ？」と、空母のような鉄の塊の存在を知らない豊久からすれば、どこということより何なんだ？というのが正直なところでしょう。
その豊久に、いきなり踵落としをキメる菅野。
「それが助けてもらったモンへの口調かぁ クラァ」
からの
「バカヤロウ コノヤロウ」
「テメー 親から教わんなかったんか クラァ」
菅野にひれ伏すことになった犬たちが仲裁に入ろうとしますが、ここで豊久、
「助けちもろうて ありがとうごわぁた」
関心した菅野が「おー やれば出来るじゃねーか」と返すと、
そこから豊久の鉄拳が菅野の顔面にクリーンヒット！ｗ
菅野「何しやがる テンメェー！！」
豊久「助けちもろうたら感謝せい 殴られたら殴り返せち 親っどから習うたわい」
さすが豊久、ちゃんと親から習ったことを実践ｗ
収拾がつかなくなったところに、山口多聞が登場。
多聞「で 殴り合いになった と」
「菅野君 君は子供か」
菅野「いえっ 成人でありますっ 立派に育った成人男子であります」
と返答する菅野をよそに、豊久に話しかけます。
「大尉が戦場で拾ってきたと聞いたが 出で立ちや言葉を見るに漂流物・・・それも日本人だな？」
「君は 一体何者だ」
豊久「島津家久が一子 日向佐土原之領主 島津中務少輔豊久」
島津の大名と理解した菅野が「やっべぇ・・・ 大名ブン殴っちまった」と漏らすと、「大尉 きみは既にローマ帝国の救国英雄を蹴り飛ばしている」と多聞。
島津の身元が伝わったところで、
豊久「ここは何処ぞ ぬしゃら誰ぞ」
多聞「ここは 飛龍 四方を守る黒鉄ノ城だ」
飛龍と言われてもわかるはずもない豊久は、「何がよう判らんが とりあえず おいは腹が飢えてたまらぬ」と食べ物を所望します。
が、「食事はまだ先だ 今は勉強の時刻だ 大尉 逃げるな」と多聞。
勉強？
勉強はイヤだという菅野に対して、「ならば君の食事は無い 死んでしまえ」と言い放つ多聞。
提督、厳しいな・・・。
しかも、「君もだ 島津君 傷人でも殿様でもパイロットでも ここでは同じに扱う」と有無を言わせません。
犬猫たちと共に、そこにいるのは・・・スキピオ！
「そうだな せっかくだし 関ケ原の戦いでもやろうか」と多聞がテーマを決め、関ヶ原合戦の布陣図を前にするスキピオ。
多聞「ではこの東軍と西軍 どちらが勝ったと思うか スキピオ君」
かつて陸軍のお雇い外国人の教官は、即座に西軍の勝ちと言ったという話もあるが、はたして彼は？
布陣図の中に島津の名前があるのを見て、盛り上がる菅野と豊久。
スキピオは「この東軍の総大将の家康の軍歴は？ 軍事以外の才覚は？」と、人物の特性に着目します。
軍歴は約40年以上、まずは超一流と言ってよいのが家康。
また、布陣図に西軍の総大将が書かれていないことに、何故？との疑問が。
総大将・毛利輝元ははるか西軍の王城にいて、この場の指揮官が誰なのかは、多聞もわかっていない様子。
そこに豊久から、毛利軍の代理の大将が毛利秀元であること。
総大将となれば、一応、石田三成？
宇喜多が一応の指揮っぽいが、最初だけじゃあんなの。
そもそも乱を起こしたのは？ 上杉！
この西軍は、誰がどこでどんな名分で動いているかわからないのか、という話になり・・・
菅野「オイテメー あの場にいたんだろ なんとか言えよ コノヤロー」
豊久「あ”？ おいもわいらも皆も皆目よう判らんわい！」
「とにかくつっかかって来よる奴ばらは 西も東も全部ブチ殺しちゃろうと思うとった」
「かーっ 味方にも敵にもしたくねぇ イカれてんな お前ん家」
と叫ぶ菅野をよそに、
スキピオ「勝ったのは 東軍 断言できる 戦さの推移も判る」と。
そもそも軍歴40年を超す上、大政治家の総大将・家康が、この場所＝戦場の半包囲、そのど真ん中にいること自体ありえない。
毛利の代将は動かない、もしくは動けないしくみがある。
ここの小早川は寝返っているか傍観している、だから半包囲の真ん中で鎮座できるのだ。
包囲されている様に見えるが、家康には包囲している様に見えている。
局面の後半で士気の落ちた時点で一気におそいかかってくる。
雑軍の末路の典型である。
「つまらない戦争だ」
と締めるスキピオ。
紀元前の英雄が日本の関が原の大戦を語るが・・・
戦場にいた豊久は何を思うのでしょうか・・・。
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前半は豊久と菅野の暴れっぷりが描かれていて、途中から多聞が登場！
この艦では俺がルールで絶対だと言わんばかりに、二人を従わせます。
そして、勉強のテーマを関ヶ原の戦いに定め、スキピオに意見を求めつつ力量も図ろうとするところはそつがないですね。
見事に関ヶ原の戦いの推移を読み切ったスキピオですが、
「つまらない戦争だ」という締めの言葉には、豊久が噛み付くこと間違いなしでは？
次話では、またもや暴れる豊久が見れそうな気がしますが、うまいこと多聞が沈めてくれそうな気もします。
いや、豊久を鎮めるのは・・・空腹か？(笑)
そういえば、ハンニバルと一緒にいたことや、信長や与一のことなど、ドリフターズ側の情報交換もまだなんですよねｗ
ぼちぼち、ドリフターズ側が一致団結する兆しが見えてくるのでしょうか？
いや、まだまだ時間かかるでしょうね、連載という時間がｗｗ
それでは、次の掲載でまた会いましょう！
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次話 ◎ドリフターズ 第82話 はこちら
初めまして。
いつも楽しく拝読しております。
重箱の隅をつつくようで恐縮ですが、山口多聞氏は、「艦長」ではありません。
それより上位の、「艦隊」の司令官（提督）となります。
何卒…