TVアニメ放送開始まであと3ヶ月!
ドリフターズの読者的に記念すべき「漂流者vs廃棄物」の第1戦は、我らが主人公・島津豊久と廃棄物の炎の女戦士・ジャンヌ・ダルク!
世界廃滅の足掛かりとして、邪魔者となる漂流者の抹殺を企てる黒王が送り込んだ最初の刺客が、ジャンヌ・ダルクとジルドレのコンビです。
豊久はジャンヌと戦うことになるのですが、この戦い、じっくり見てみましょう!
漂流者vs廃棄物 第1戦 島津豊久vsジャンヌ・ダルク
体から炎を放つジャンヌを見て、「おかしか芸を使うのう 妖(あやかし)の術(すべ)か何かかのう」と驚きよりも楽しそうな豊久。
ジャンヌは豊久を自分の相手と決め、ジルドレに与一の相手を任せます。
ジャンヌの技は、この異世界で身に着けた炎の能力。
豊久の周りを炎で囲み、逃げ場を奪ったジャンヌがトドメと言わんばかりに更に炎の攻撃を続けようとしたところに・・・
十月機関のオルミーヌが石壁を使った豊久を炎から守ります。
「魔導結社 十月機関 漂流者(ドリフターズ)を守るのが 我らが使命っ!」と勇ましく飛び込んできた様は、オルミーヌがなけなしの勇気を振り絞って出てきたのでは、と感じさせますね。
だって、言葉は力強く感じるけど、顔はヤバイって感じの冷や汗だらけですから(笑)
石壁の札は、あと2枚しかないことを、己の未熟さと共に申し訳なく申し出るオルミーヌ。
豊久は命を助けてもらったことを深く感謝するために、闘いの最中でありながら膝をついて礼を述べます。
「ありがとう ごわぁた」
火もバンバン燃えているし敵もいる中で頭を下げる豊久に、そんなのしてる場合じゃない、頭を上げて、とオルミーヌ。
礼は言えるときに言っておくべき、という教育でも受けたのでしょうか。
「じゃっどん 礼はすぐに言わねば 人はさくりと言えのうなるからのう」という豊久の言葉には、はげしく納得です。
「親孝行したいときには親はなし」ではないですけど、すぐに行動するって大切ですよね、ホント。
ジャンヌの炎を「あやつは恐ろしか術ば使うが」と、それなりに恐ろしい術、攻撃だと豊久も自覚はしている様子。
ところが、何でもかんでも燃やしまくって自己顕示欲の塊のようなジャンヌを見て、戦の素人、炎見てくれ君の首を取るのは容易いぜ、とオルミーヌに説明します。
子供によくある、覚えたことを人に言いたがる、みたいなことなんでしょう。
ジャンヌの行動が豊久には子供っぽく、かつ、戦の相手としては物足りなく映ったのでは、と感じます。
そして、あと2枚、石壁が出せるということで、自分の言うように出したら森に逃げろと告げる豊久。
オルミーヌの安全にも気を遣える豊久。
オルミーヌ、惚れるならこのタイミングだったのでは?(笑)
スポンサーリンク逆襲の豊久
廃城から何から燃やしてしまおうとするジャンヌに対して、それは困ると姿を表す豊久とオルミーヌ。
オルミーヌは豊久の後ろで小さくなっているのですが、その姿がちょっとかわいかったりします(笑)
飼い主の後に隠れる子猫みたいな感じです。
アニメでも、そんな風に描かれるのか、ちょっと楽しみです。
そんな飛び出してきた二人の周囲にナイフを投げると、投げたところから炎が湧き出て、豊久の左右に炎の壁ができあがります。
ナイフは直接攻撃にも使うのでしょうけど、投げたところから炎を吹き出させるなんて、便利ですね。
是非、それで牛や豚の丸焼きを作って欲しいほんです(笑)
史実のジャンヌ・ダルクは投げナイフ、使っていたのでしょうか?
ちょっと気になりますね。
左右の退路を断たれ、「さあて もう逃がさないよう」と告げるジャンヌに対して、豊久は背後の退路も断つかのうように、オルミーヌに石壁を出してもらいます。
驚くジャンヌ!
「退路を・・・! 阿呆が! 血迷ったか こいつ!!」と、ジャンヌは本気で驚いています。
戦の経験が浅いジャンヌ、背水の陣ならぬ背炎の陣&背壁の陣を自ら作った豊久に十分な警戒をすべきところですが、そこまでは気が回らなかったと思われます。
「薩摩ん兵子で血迷うとらん者は一人もおらんど」と、いたってマジメに戦っているのだと主張します。
いくつかの武器をその場に置いて、刀を口にくわえ「首 置いてってもらうど」と準備万端な豊久。
「何だこいつ 何だこいつ!!」と豊久の意気込みすら掴みきれていないジャンヌ。
豊久に恐怖したのか、自分の前に炎の壁を作るジャンヌ。
それをチャンスと見たか、「やれやあ おるみぬ!!」と合図を送る豊久。
オルミーヌも「もお むちゃくちゃだ!!」とジャンヌめがけて豊久がぶっ飛んでいくように、水平に石壁を出現させます。
カタパルトから射出される戦闘機のように、炎めがけて突進する豊久。
ジャンヌが気がついた時には既に目の前に豊久の姿!!
豊久はジャンヌに飛び蹴りくれて、狙っていたという井戸に自身もろともジャンヌを叩き落とします!
スゴいっすね!!
ミル・マスカラスのフライングクロスチョップも真っ青の豊久弾!
防御のための石壁を突撃の発射台にするという発想、命を捨てて敵の首という功名を取る、意志に四肢が生えているかの様子に、まるで廃棄物じゃない!と驚きまくりのオルミーヌ。
異世界に来る直前、火刑に処されたジャンヌにとっては欲しかった水が全身を覆います。
さらにEASYに手を差し伸べられ、この異世界に来た時の記憶も蘇ります。
豊久と共に井戸に落ちたジャンヌは、豊久に女であることを見破られます。
フランスの民のため、キリストのために、信仰のために戦ったにも関わらず、民衆に裏切られ火刑という過酷な最後を迎えることになった自分の怒りを豊久にぶちまけるジャンヌ。
ですが、フランスを知るはずもない豊久は「ふらんすなんぞという国 聞いた事も無か」と強烈な頭突きをかまし、ジャンヌを倒すことに成功するのでした。
まとめ
と、豊久vsジャンヌの戦いは、強烈な頭突きで幕を閉じるのでした。
次は、与一vsジルドレ、の予定です!
お楽しみにっ!!