「魔導結社 十月機関 漂流者を守るのが我らが使命っ!!」、と勇ましいセリフで豊久を救ったオルミーヌ。
十月機関の長であり大師匠と呼ばれる安倍晴明など、十月機関に迫ります!
ドリフターズ 考察:十月機関の全容に迫る!
「十月機関(じゅうがつきかん)」、または「OCT SYSTEM(オクトシステム)」とも呼ばれる魔導結社。
メンバーは魔導士と呼ばれ、長の安倍晴明は大師匠と呼ばれています。
十月機関の目的は、この異世界で漂流者を集め守ること、そして廃棄物たちを倒すために情報収集をしたりと、世界廃滅から守るためなら何でもやるといったところです。
あちこちに散らばった漂流者の元を訪れたり、時には敗戦濃厚な城から脱出させたりと地味に色々と動き回っています。
そういった漂流者に関わることはオルテ帝国のアラムが語っていたように、オルテ公認の役目とされています。
安倍晴明
せーめー(安倍晴明)は、ご存知の通り漂流者。
陰陽師として名を馳せた彼の特技は符術。
今のところ、異世界の住人と会話が出来るようになるという翻訳こんにゃく御札と、北壁内に潜入した弟子と共に脱出する符術以外はその技を披露してはいません。
北壁に現れたり消えていったりというあの符術だけで十分、スゴいと言えばスゴいのですが、もっと色々な技を見せて欲しいと誰もが思っているはず。
オルミーヌ
せーめー以外に符術を披露してくれたのは、オルミーヌ。
「石棺のオルミーヌ」とも呼ばれ、石の壁の符術だけは当世一、とせーめーからも高く評価されており、ドリフターズたちと行動を共にすることで、防御のための壁としての使い方以外にも多彩な使い方を身に着けていきます。
カフェト
もう一人、名前が明らかになっていて出番が多い魔導士がカフェト。
カルネアデスの北壁からハンニバルとスキピオを逃がすためにせーめーと行動を共にしており、活躍の場面はいくらでもあったと思いますが、今のところ符術は披露していません。
彼の符術がどんなものか、想像するのも楽しみですね。
セム
また、セムと呼ばれる魔導士も確認できています。
オルミーヌから頼まれたという硫黄を廃城へ持ってきたのがセム。
ですが、廃城の豊久、信長、与一を関していたのセムで、3人に見つかってしまったのはご存知、オルミーヌ。
カルネアデスの北壁にいたせーめーと水晶球で会話をしていたのも、こちらセム、と言っており、前後の話の流れ的にもオルミーヌのはず。
ということで、セムってオルミーヌなの?、誰なの?、って感じです。
その他
せーめー以外、金髪だか銀髪の魔導士ばかりのようですが、黒髪の魔導士もいました。
黒王軍に侵略された北壁の様子を偵察し、命の危険を冒しながらも潜入捜査まで行った者です。
彼とともに行動していたドグを十月機関と見ている人もいますが、よくよく会話の内容を見てみると十月機関の依頼だから仕事を受けた、という冒険者と見るのが妥当でしょう。
義経に殺られてしまうのが残念ではありますが。
スポンサーリンク十月機関の活躍
グ=ビンネンとも円満な関係にあるようで、多聞とシャイロックらの食事の席には、十月機関の翻訳こんにゃくお互いの言葉が通じるようになる札が置いてあり、多聞から手紙を受け取り菅野直へ届けるというドリフターズ間の橋渡しとしても活躍しています。
組織としての戦闘力は今のところ高くないように見えますが、攻撃呪文的な札や戦闘補助的な札が出てくればその認識も改める必要があるでしょうね。
疲れ果てたドリフターズの体力を回復するベホマズンな札とか大歓迎!(笑)
オルミーヌは異世界の住人のようですが、カフェトはせーめーにタメ口をきくなど、もしかしたらせーめーとは長い付き合いで、実は彼も漂流者という可能性も捨て切れませんが、どうなんでしょうね。
こっそりドリフターズ、なキャラっていても可笑しくないですしね。
黒王軍の南進にともない、十月機関も本気を出して動き出すと思います。
今まで出し惜しみしていた?力を、これから発揮して欲しいですね!!